
社会問題を議論する中高部

こまつディベート教室の中高部では、アカデミックディベート(時事問題をテーマとした政策ディベート)と呼ばれる形式のディベートを経験します。アカデミックディベートでは、政治・経済・環境・国際関係等、日本や世界の諸問題について考えを深め、議論していきます。 ・捕鯨問題
以下は、過去のテーマの一例です。
・消費税の増税
・国連の安保理改革
・ベーシックインカム
・マイクロプラスチック問題
・日本の防災政策
今はインターネットがあり、中高生新聞などの情報ツールも充実しています。だから自分の部屋から出なくても時事問題について「知る」ことはできます。では、わざわざアカデミックディベートをする意義とは何でしょうか?それは大きく3つあると考えます。
主体的に考えるから、本物の思考力が育つ
まず1つは、アカデミックディベートが「主体的に考える」機会になるということです。例えば、ニュースや本を読んで、「へえーそうなんだ」と内容を理解する。それだけでも知識は増えますが、その知識を活用して自分の頭で思考したことにはなりません。これは非常にもったいないことです。
受け身にならず、自分でテーマを掘り下げて分析してみる、自分とは異なる意見に耳を傾けてみる、複数の意見を比較検討してみる、そして自分の言葉で問題の解決策を提示してみる・・などといった、主体的に考える行為を通して、思考力は育つものです。アカデミックディベートは、議論を通して自分の考えを広げ、深めるのに最適な活動です。
Face to Faceのコミュニケーション
2つめは、ディベートの議論はFace to Faceで行いますから、対面でのコミュニケーション能力を伸ばすことができます。
LINEやSNSだと流暢に「会話」ができるのに、対面になると上手にコミュニケーションが取れない。相手の顔すら見ようとしない。そんな子が増えているように思います。友だちと一緒にいるのにずっと黙ってスマホをいじっていては、画面上でしか上手なコミュニケーションが取れない大人になってしまいます。
上手なコミュニケーションは、スキルです。スキルですから、教えることができます。トレーニングで身に付けることができます。ディベートは論理的に議論をする活動ですから、「おしゃべり」や「対話型の授業」よりも優れたトレーニングになります。ディベートを通して、Face to Faceでもしっかりとコミュニケーションの取れる力を大きく伸ばすことができます。
将来の受験や就職活動に大きなプラス
最後に、中学・高校生時代にアカデミックディベートで身に付けた力は、この先の受験や就職活動でも大きな武器になってくれます。
これからの高校・大学受験や就職活動では、時事問題について自分の意見を論理的に述べる力が「小論文」や「面接」といった形で問われます。アカデミックディベートを経験することで、そうした試験にも十分に余裕を持って対応できる思考力やコミュニケーション能力、教養を身に付けることができます。時事問題について論理的に考えられる、国会議員も顔負けの中高生を目指しましょう。
中高部レッスン概要 |
レッスン回数 | 月2回(年間24回) |
レッスン時間 | 1回90分 |
コース | 中学1年生~高校3年生が共に学びます |
レッスン受講費 |
月謝 | 入会金 |
9,790円(税込) | 11,000円(税込) |
*受講費は中1~高3まで同一です。
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