主宰プロフィール 
 
小松 洋平
 
教育ディベート指導者。大学時代は英語ディベートに没頭。全国大会で活躍。外資系保険会社を経て、ディベート教育の普及を目指して独立。
芝浦工業大学講師(~2019)、獨協大学ESSディベートコーチ。また、全国中学高校ディベート選手権をはじめ、多くの日本語/英語ディベート大会で長年にわたり審査員を務める。家庭では3人の子の父。趣味は読書、旅行、ディベート。
 
ごあいさつ 
 
2005年、大学1年生だった私は、「ESS」という英語で本格的なディベートやスピーチを行う部活で初めてディベートを経験しました。当初はディベートに全く興味はなく、入部動機も「英語が話せたらいいなぁ」という、英語が苦手な日本人にありがちな漠然とした英語への憧れでした。そんな「なんとなく始めたディベート」が、まさか後々の人生を決めてしまうとは当時は思ってもみませんでした。
 
ディベートを続けていくうちに、いろいろな面で成長を感じるようになりました。たくさんあり過ぎて全部は書ききれませんので、2つだけ挙げたいと思います。
 
まず1つ目は、物事を頭の中で論理的に考えることができるようになったことです。これはディベートというゲームでは、(単なるお喋りや話し合いとは違って)論理的思考がとことん求められるからだと気が付きました。それまでの勉強で感じたことのないような、「頭が良くなった感覚」が得られました。
 
もう1つは、プレゼンが得意になり、自分に自信がついたことです。私は幼い頃からあがり症で、授業中に手を挙げたり、人前で発表したりすることをできるだけ避けてきました。そうした苦手意識は、いつの間にか消えていました。元々、やや内向的な性格なのですが、ディベートによって必要な時にはしっかりと自分の意見を主張できるようになりました。
 
ディベートには、それまでの受験ありき、テストありきの教育では得られなかった学びがありました。ディベートをするまで、本当の意味で自分の頭で考えることをしていなかったことにも気が付き、日本の教育の問題点が自分なりに見えてきました。そして社会人4年目に、「小学生にディベートを教えよう」と思い立ち、教室を開きました。最初は1人だけだった生徒も、10人、20人、50人と徐々に増えていきました。
 
現在、社会のグローバル化とIT化が進み、世の中が物凄いスピードで変わりつつあります。日本の教育も改革の必要性が叫ばれています。英語やIT教育を義務化しようとする動きが強いですが、私自身は日本の教育に最も不足しているのはディベートであると考えております。まずは、母国語である日本語で論理的に思考し、きちんと議論できる子に育てること。世界に通用する思考力やコミュニケーション能力を養うのに、わざわざ外国語やコンピューターに触れるという遠回りをする必要はありません。ディベートなら、これからの時代に求められる力を遥かに効果的に、効率的に伸ばすことができるのですから。
 
ディベート力とは、言語と思考のスキル、要するに国語力です。国語力は、あらゆるスキルの土台です。土台である母国語で考える力や表現する力をしっかり備えた子になってこそ、英語やITのスキルも生きてくるのではないでしょうか。
 
百聞は一見に如かずですから、まずは一度、お子様とご一緒に無料体験にお越しくださいませ。なお、当教室では、体験に来て頂いた方にお電話等で営業や勧誘をすることは一切ございませんので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。お会いできるのを楽しみにしております。